十代の頃の思い出

 こんばんは。ミロベストです。

 

 私は十代の頃の思い出というと、あまり良い思い出がありません。両耳の聴こえが良くなかっただけではなく、生まれつき変形していた片耳を通常の耳の形と同じようするために手術をしていました。

 

 私の身体の一部のあばら骨や皮膚を取り出して、変形していた片耳につけて、通常の耳の形と同じようにするという手術の方法をしていました。

 

しかし失敗して、さらに手術をするはめになり、私の身体の一部の別のあばら骨やあちこち皮膚を取り出して、変形していた片耳につけるという通常の耳の形に近づくために繰り返して、合計9回ほど手術をしていました。

 

それは小学3年生から中学3年生まで毎年春休みの時に2週間入院して、手術をしていましたが、手術を失敗したのは小学生5年生の時でした。その時は入院期間が3が月くらいになり、3回手術をしていました。

 

 最初は緊張するくらいで他に感じなかったのですが、手術4回目の時くらいから恐怖を感じるようになりました。

 

 やはり手術する前に麻酔してから手術を始めて、手術を終わった後にチューブを私の口の中に入れられて、麻酔を吸い取るのですが、目を覚ました時は私が暴れないようにするために看護婦さんたちが私の身体を抑えられ、とても苦しくて、死んでしまいそうで、繰り返していたのでとにかく恐怖しかありませんでした。

 

 中学3年生の時に担当の医者から「通常の耳の形に近づいて、とても良い状態になっています。見てみますか。」と言われたので、期待していました。というのは中学3年生になるまで、ガーゼによって隠された手術後の変形していた片耳を一度も見たことがなかったからです。

 

私は緊張と期待しながら、鏡を持って、まず自分の顔を見ながら、変形していた耳のほうに鏡を動かして、変形していた耳を初めて見た瞬間、「これは。。。とても良い状態???成功と言えるのか?」全く期待を裏切られた。とてもショックを受けていたのです。

 なぜショックを受けたのか。それはあれほどたくさん手術をして通常の耳の形に近づいていると思えないくらい私にとっては悪かったからです。

 

 しかし担当の医者からは「もっと通常の耳の形に近づきたいなら、手術することができます。どうしますか。」と言われましたが、私にとってはこれ以上に恐怖な手術をしたくないと思ったので、お断りしました。

 

 私は手術の傷跡の影響で痛みやかゆみも出てくるのですが、だれにも言えずに我慢する人生でした。