手話の勉強会

こんばんは。ミロベストです。8年くらい前から私は聴こえが悪くなってきたので、手話を覚えたほうが良いではないかと思い、独学で手話を少し勉強していました。

 

しかし仕事の帰りにある場所でたまたま何人かの両方の聴こえない人に会い、手話で会話している様子を見かけたので、手話で試しに挨拶してみました。挨拶までは良かったのですが、、、手話で日常会話レベルになるとさっぱり分かりませんでした。

 

手話が出来る健常者はがっかりしている私を見て、「手話の勉強会をしてみない?」と誘われて、通い始めました。やっと半年くらいかけて両方の聴こえない人との手話で日常会話レベルまでできるようになり、楽しくなってきました。

 

やはり手話で会話できる相手がいないと覚えられませんね。。。

 

しかし手話を上手になるだけでは、ダメだと気づかされます。なぜかと言いますと、両方の聴こえない人にとっては人の顔の表情を読み取って判断しようとする傾向があるからです。

 

例えば、手話で元気?と聞かれたときに、元気だよ。と言っても、顔の表情が暗かったり、辛そうにしていれば、両方の聴こえない人にとっては自分に心を開いてないと思い込んで、とてもさみしく感じるようです。

 

 

私はどちらかと言うと顔の表情を出ないほうですので、顔の表情を豊かになるまで鏡を見ながら練習したり、自分の表情を確認するためにビデオを撮っていました。

 

また私たち日本人は普段日本語で会話していますが、実際に単語はどれくらいあるだろうかと考えたことがあるでしょうか?

 

広辞苑に載っている単語は約24万語があります。それに対して手話の単語は約1万語だと言われています。つまり手話の単語はとても限られていることが分かります。

 

だからと言って、手話は侮れません。一つ一つの手話の単語はそれぞれの意味がありますので、とても興味深く面白いなと感じます。

 

さらに手話は地方によっては方言みたいな手話があります。関西弁とか津軽弁とかあんな感じかもしれません。

また手話は世界共通と思っている方がいるかもしれませんが、アメリカであれば、アメリカ手話がありますし、メキシコであれば、メキシコ手話もあります。イタリアであれば、イタリア手話もあります。他の国もいろんな手話があります。

 

手話を覚えるのは苦労しますが、両方の聴こえない人に手話を教えてほしいとお願いすると、喜んで丁寧に教えてくれますので、楽しい手話だなと思います。